稀勢の里は悪くないが、周りの人間が気持ち悪い

2019/01/17

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横綱・稀勢の里が引退した。

正直なところちょっと遅すぎる気はしてるが、そこは本人が決めたことだし、ルールの範囲内の話なので、彼を咎める理由はないし、そのつもりもない。そもそも横綱まで登りつめただけでも立派で、その点は純粋に評価できるし、引退に関してはお疲れさんと言いたい。

ただ、稀勢の里に関する話をマスコミや有識者、あるいは横審などの関係者の発言が気になった、というか気持ち悪くて仕方なかった。
ここ数場所はまともに勝つこともなくずっと休場してた横綱を、これでもかというくらい擁護してたから。
同じことを、例えばドルジがやってたとしたら、おそらく袋叩きにしてたやろう。日頃の行いの差?もちろんそれはあるやろうけど、それにしても擁護がひどくないかと。

横綱には「品格」とかいう主観もいいところの価値も求められるが、それ以前の「強い」という横綱の大前提がすっかり忘れられている気がしてならなかった。

それと、ことさらに「日本出身の」「日本出身の」と言ってたのも気持ち悪かった。それって出身地による差別ちゃうん?とは誰も言わへんねんなと。
国籍は変えるもできるが、出身地は絶対に変えることができない。変えることができないものによって、何かが優遇されたり不遇にあったりすることは、差別ではないのか?と。このことで誰かに別に不利益があったわけではないが、根本でそういう思想が働いてるんちゃうんかなぁ?と。


#大相撲 #稀勢の里

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