せっかく帰阪してきたんで、まあ何某か食べに行きたいなぁ、ってことで、俺ミシュランで不動の一位、つまり「世界一美味い焼き飯」があるラーメン屋へ。調べてみたら、どうやら16年9月以来の訪問らしい。ほぼ2年ぶりか…。
Google Map (竹家ラーメン)
今まで、この店の名前は出していなかった。小さい店なんで客がいっぱい来ると入れなくなると思っていたので。俺が何言おうが大勢に影響がないことくらいは十分承知ですがw Kansai Walkerのラーメン特集に載った後とか、いつも混んでたからなぁ…。まあ普段も飯時に行ったら絶対待つことになるんですけど。
今回は訳あって、名前を出すことにした。
NHKの「チコちゃんに叱られる」で先日放送された「ラーメンのラーは女将さんの優しさのラー」ってやつ、戦前札幌にあった「竹家食堂」の女将さんが「ラーメン」という言葉を考えたというのを放送していたが、その店の後継が実はこの「竹家ラーメン」になる。いわば、「ラーメン」という言葉の元祖の店である。
元々札幌の店ということもあってか、ここの味噌ラーメンは美味い。しかも600円という値段も驚き。最近はすぐ「コスパ」という言葉を口にする人が多いが(俺はあんまり好きな言葉ではない)、十分に高いと言える。
上の地図を見てもらってもわかるが、国道2号線沿いとはいえ、立地は決していいとは言えない。しかも駐車場はなし。それでも昼夜の飯時は待ち行列ができているし、平日の昼間でもそれなりにお客さんは居る。
そんな人気の原因の1つは、名物と言っていい「焼き飯」。これが非常に美味い。俺は「世界一美味い」「評点10.0を出したのは竹家の焼き飯だけ」「すべての焼き飯はこれを見習うべき」と、あらゆる言葉で褒めたたえてきた。いや、マジで美味いんですわこれが。他人に勧めて、イマイチと言った人は居ない。そんな焼き飯が人気の店。
…だったのだが…。
7/20の昼過ぎ、阪神電車で大石駅まで行き、猛暑の中10分ほど歩いて店に到着。そこには四代目の大将と店員のおばちゃん、というずっと見てきた顔ぶれが。当然のように、いつものBセット(味噌ラーメン+焼き飯(小)。なお、(小)が普通の1人前なので注意w)を頼もうとしたが、なんとなく違和感が…。パッと壁にかかっているメニューを見ると、セットのメニューがない…。さらによく見てみると、焼き飯単品のメニューもない…。
そして、俺が行った時には2組7名のお客さんがいたが、焼き飯の皿が見当たらない…。3人は女性やったんでまあアレとしても、男性4人も1人も焼き飯を頼んでないなんてありえない。
…マジか…焼き飯なくなったんか…orz
なんかこの時点でもうかなりショックで、店の人に尋ねることすらでけへんかった。
とりあえず、味噌ラーメンと豚煮ご飯というのがあったので注文した。味噌ラーメンが出てきて、その直後に豚煮ご飯も出てきた。
前述したが、味噌ラーメンも十分に美味い。それだけでこの店に来る価値はある。豚煮ご飯も美味かった。
でもちゃうねん!あの焼き飯が食いたねん!!!
食い終わり、お会計をし、「ごちそうさんでした」とだけ言って店を出た。なんで焼き飯がなくなったのかは、なぜか尋ねることができなかった。
以前、この近くに住んでたんで、いつもその辺をちょっとブラブラしてから帰るんだが、そんな気力も失せてしまった(ただ暑かっただけかもしらんけどw
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帰り道、ネットで色々と調べてみた。
Twitterに今年の2月にセット食べた!って人が居たんで、少なくともそこまでは存在していたのはわかった。
その後、どうやらしばらく休業していたらしい。そして、6月初旬に営業再開となったらしいが、そのときにこんな張り紙があったらしい。
fake2324さんのツイート
なるほど、つい最近なくなったというわけか…。
店の設備が変わったようには見えなかったので、物理的に焼き飯を作れなくなったということではないはず。
そして、営業時間も短くなっているようなんで、これはもしかして三代目の大将が引退したんではないかと。それに起因して、焼き飯をやめてしまった、あるいは、やめざるをえなくなった、ということなのかなぁと。
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