"旧車"という言葉に明確な定義はないようなのだが、自分が聴いた限りでは製造から20年以上経っているものをそう呼ぶようだ。
それに従うと、愛車がそろそろ旧車の域に入ろうとしている。(トップの写真は「みんなのフォトギャラリー」で"旧車"で検索した結果の中から拝借したもので、自分がこの車に乗っているわけではありません。コスモかっちょいい。) (2020/04/02追記 : note以外でこの画像を使うのはおそらくNGなので外しました)
たった8万kmしか走っていないし、ちゃんと定期点検には出しているので、これまで大きな不具合もなく順調に走っている。塗装がちょっとヤバいことになってきてるので、なんとかせなアカンなぁと考えているくらい。宝くじで5億円当たったら全塗装かな(夢が小さいw
ただ最近は「この車もいつまで乗ることができるのかな?」とふと思うことが多くなった。
まずは部品。
法律では、製品の製造終了から8年間はメーカーが部品を保存しなければならないらしいが、そんなものはとうの昔に過ぎている。もちろん8年経ったからといって即廃棄されるものではないのだが、いうてももう20年近く経っているわけで、メーカーに在庫が残っていればラッキー!くらいに考えておかないといけない。
幸い、自分の乗っている車種はわりと改造パーツも出ているので、それで賄うことはできる。現状はドノーマルで乗っているので、乗り心地とかが変わるかもしれないが、それは仕方ない。
最悪、オーダーメイドという奥の手もあるので、まあなんとかなるんかな?とも思っている。
次に運転能力。
ついこないだも池袋の暴走事故の裁判がニュースになっていたところだが、加齢とともに運転能力は確実に落ちていく。あの爺さんの歳にはまだまだ遠いが、自分もそれなりにおっさんではあるので、以前より反応速度などは確実に落ちているだろう。
今のところは通常の運転操作はできている、と自分では思っているが、その思い込みが一番危ないんやろうなと。そういう能力を客観的に測定してくれる機関はないのだろうか?運転免許更新の際に実技試験をやってくれるのが一番良いと思うのだが。
MT車なので、AT車に比べて誤発進などは少ないだろうが、操作手順が多いのは間違いなく、当然ミスをする可能性は高くなる。操作ミスをしても車が止まる方向に動くことが多いMT車だが、変なところで止まれば事故になりかねない。
これに関しては、もう点検の徹底と安全運転をするしかないかなと。最近特に気を付けているのは車間距離。何かの時の追突防止はもちろんだが、間をあけて走った方が運転が楽で疲れにくいというのもある。疲労を溜めないことも需要。高速などでは渋滞の緩和にもつながるので。
そして最近思うことが多いのが、ガソリン。
車の低燃費化が進んだことや、そもそも車を使わない人も増えたこと、それに法律改正などもあって、ガソリンスタンドがどんどん減っている。この1~2年で、自宅近辺のスタンドが3軒も潰れた。実家の御用達のスタンドも潰れたと家族が言っていた。
さらに世界的な流れとして、2030~2050年くらいを目途に、ガソリン車の製造をやめる方向になっている。つまり、あと10~30年でガソリン車が製造されなくなる。
ガソリン車が製造されなくなるだけで、現存のガソリン車に乗ること自体が禁止されるわけではないのだが、当然ガソリン需要は減るわけで、そうなるとガソリンスタンドもどんどん少なくなっていくだろう。ガソリンを買いに行くためにガソリンを大量に消費しなければならない、なんてことになるかもしれない。
価格も上がるだろう。少量生産になって製造コストも上がるだろうし、使用抑制を狙って税金が上げられる可能性も結構高いんじゃないかと。
いずれにしても、自分の健康も含めて、この車を維持するためのコストは、この先相当かかりそうだなと。
車に対して昔ほどの熱はないので、何かのタイミングで買い替えてもいいんだが、乗りたい車がないんですよね…。
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