もう自由競争でも、いいのでは?

2020/11/10

note Sports

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今年は変則日程だったプロ野球(NPB)は、シーズン終了前にドラフト会議があった。指名された人は活躍できるようにがんばっていただきたい。


ドラフトについては、正直もう不要なのでは?と思っている。

戦力均衡と年俸抑制のために導入されたドラフト制度だが、今となってはその目的は果たせているのだろうか?自由に獲得できる外人やFAによる選手の獲得によって戦力差は出るし、年俸も高騰する。


ドラフト廃止、完全自由競争となれば、これまでのFA移籍の実績からみて、巨人、阪神、ソフトバンクあたりに人が集まりやすくなるのは確かだが、所属するまでの期間がFAまでの数年間早くなるだけで、今とそんなに変わらないのではないかと。

それに、「出場機会を求めて」「元々ファンだから」「地元のチームだから」「信頼できる首脳陣が居る」など、そのチームに所属したいという動機も色々あると思うので、自由に契約すればいいんじゃないかと。


ただ、無制限に契約ができてしまうと、それは間違いなく戦力が偏るので、なんらかの制限が必要だろう。サラリーキャップも1つの手だが、自分は契約選手数の制限がよいように思う。

現状では、支配下登録選手(1軍の試合に出られる人)は外人も含めて70人までと決まっているが、育成選手枠に制限はない。つまり、実質無制限に選手を抱えることができる。巨人やソフトバンクには育成選手が多いのだが、常勝チームとなっていることとの因果関係がないのだろうか?

戦力均衡のためには、この育成枠を廃止するだけでいいんじゃないかと。


そうすると、若手選手の育成はどうするのか?となるが、それは四国アイランドリーグ(IL)やBCリーグ(BC)などの独立リーグに任せればよいのではないだろうか。

NPBが育成枠を廃止すれば、ILやBCに選手が流れてくる可能性が高くなり、選手の質も上がり、リーグレベルの向上につながる。レベルの向上=集客アップ、という単純な話ではないが、レベルが低いよりはいいだろう。

独立リーグがNPBの下部組織みたいな位置づけになってしまうが、ILもBCもリーグ設立当初から「NPBに選手を送り込むこと」が目的の1つになっているので、特に問題もないかと。


NPBと独立リーグでは、年俸・給与や球団からのサポートなど、選手の待遇面の差が大きいのは確かだ。
だが、社会人野球の規模が縮小している現状において、独立リーグの重要性は高くなっているはずで、野球界全体の発展のためにも、NPBからの支援も含めて、独立リーグの盛り上げ策を考えた方がいいんじゃないかなと。
(最後はドラフト廃止とあんまり関係ない話になってしまった…


#ドラフト会議 #NPB #BCリーグ #四国アイランドリーグplus 

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