なんだこの課金は?

2023/01/31

Computer

t f B! P L

今更 Google Cloud を触ってみる

せっかくGoogle Cloudの講習を受けたし、まだお試し分のデポジットも全然余っているので、Google Cloudを使ってのWebサイト構築を初めてみた。

まずは、以前ジオシティーズで公開していた近鉄バファローズ応援サイト「燃えろ!大阪近鉄バファローズ」を復活させてみようかと。このエントリーを書いているまさにその時、Togetterで「ネット上の知見はサービス終了で消えてしまうが、ジオシティーズがその典型。」的なまとめが上がっていたところで、やっぱりこういうのは残していかなあかんなと(俺のサイトには何の価値もないけど)。

静的Webサイトの場合、Cloud Storage を使えばものすごく簡単にできる。Storageにファイルを置いて公開するだけ。静的IPアドレスも取得できるので、ドメインを持っていればDNS設定すればURLでのアクセスも可能となる。

ただ、自分はドメインを持っていないし、静的IPアドレスは料金がちょっとかかることもあり、別の方法を取る。
VMインスタンス(要はサーバー)を1つ作り、そこにApacheを導入してWebサイトとする。そして、以前自宅サーバーを立てていたときに使っていたDynamic DNSサービス「no-ip」を使う。現在のIPアドレスを送信するサービスをVMインスタンスに導入して動かす。これで、ドメインがなくても静的IPアドレスがなくても、URLによるアクセスが可能となる。

で、とりあえず、トップページを含むいくつかのサイトだけ復活させてみたので、お暇なら以下のリンク先をみていただければと。(サーバーを止めている可能性もあるので、常にアクセスできるとは限りません。)

燃えろ!大阪近鉄バファローズ


で、とりあえず4日ほど放置していたのだが、発生した料金を見てみると、合計41円。1日10円ちょいなので、1か月で300円強といったところか。お試しデポジットがあるので今は支払いは発生しないし、それ以後も無料枠があるので、実際はもうちょっと安くなるかもしれない。まあレンタルサーバーとしては安い方と言ってもいいのではないだろうか。

ところが、詳細を確認してみたところ、以下のようになっていた。





Compute Engine はVMインスタンスの使用料金で、Webサーバーが動いているのでそれなりに課金されるだろうと思っていたが、こちらはたった1円。
そして、残り40円がすべて Networking で課金されていた。

んんんん??????そんなにバンバンアクセスされているわけでもないのに、なんでこんなに課金されているのか。妥当な価格なのかもしれないが、Compute Engine の1円に比べてあまりに高額ではないかと。

そこで課金の詳細を見てみたら、「Network Internet Egress from Americas to China」という項目で約30円かかっていることがわかった。
無料枠の説明を見てみると、Compute Engine の欄に以下のような記述があった。

1 GB の北米から全リージョン宛ての下りネットワーク(1 か月あたり、中国とオーストラリアを除く)

通信量1GBなんか絶対に越えていないし、"China"との記述からして、どうやら中国へのアクセスに料金がかかるようだ。
no-ipのサーバーが中国にあるのか?にしても、30分おきの通信で現在のIPアドレスを送るだけなのに、1日10円もかかる通信なのか?
これさえなくなれば、月数十円でWebサイト運営ができることになるので、これはなんとかしたいところ。

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